北海道遺産Webサイト等でもお知らせした「白銀の『丘のまち』を満喫!冬の美瑛・東川・富良野3日間&4日間」の2泊3日コースに同行取材しましたので、その模様をお知らせします。
このツアーは、以前ご報告した「北十勝モニターツアー」と同様、(1)地域にある資源を学ぶ/体験するメニューを盛り込んだ、(2)周遊型ではなく地域滞在型の、(3)お客様それぞれの興味に応じて組み立てられる、「地域滞在型カフェテリア型ツアー」の試行を目的として実施しました。
■1日目:「ふれあい館 ラヴニール」で食品加工体験
2泊3日コース参加のお客様はすべて札幌発で、各自高速バス、JR等で美瑛まで来ていただくことになっていました。初日の2009年1月10日は「暴風雪」との予報もあり心配していたのですが、実際のお天気は雪がぱらつく程度。皆さん時間までに美瑛に集合し「ステンドグラススタジオ・ジョバンニ」でのステンドグラスクラフト体験組と「ふれあい館 ラヴニール」での食品加工体験組に分かれました。北海道遺産スタッフは食品加工体験を取材。クラフト体験の模様は北海道体験.com の鈴木さんのレポートでどうぞ。
ふれあい館 ラヴニール。食品加工体験施設とB&B形式ホテルの複合施設です。
14:00から食品加工体験開始! 美瑛の農産物を使ったいも餅、豆腐、うどん、パン、バター、アイスづくりに取り組みます。ある人はうどんづくり、ある人はパンとバターづくりの二つ、またある人はバターと豆腐づくりの二つ、というように複雑な体験メニューだったのですが、ラヴニール体験スタッフが手際よく分りやすく、かつ丁寧に作りかたを教えてくれました。
予定よりも早く、1時間半後の15:30にはすべてのメニューが完成! 参加者みんなで完成品をつつきあいます。時間的にもちょっとしたお茶会となりました。
■1日目:RESTAURANT ASPERGES のフレンチディナー
ラヴニール研修室でモニターツアーについてのご説明をした後、本日の夕食はフレンチレストラン「ASPERGES」の地元素材にこだわったコース。味も良かったのですが、量的にも大満足の内容でした。
テーブルにあるのはオードブル「冬のお野菜盛り合わせ」とライ麦パン。
■写真家・菊地晴夫スライド&トーク
夕食後、ラヴニールの研修室で20年にわたって美瑛・富良野を撮影する風景写真家・菊地晴夫さんによるミニ講演会「美瑛の四季」を行ないました。春夏秋冬の彩りに参加者から感嘆の声があがりました。
美瑛産の飲み物をお出ししました。赤麦でつくったビール、ハスカップワイン、牛乳、トマトジュースなど。ちなみに菊地さんは赤麦ビールをつくった「赤麦を守る会」の活動にも携わっています。
このミニ講演会はモニターツアー参加者だけではなく、ラヴニールを含めた観光関連施設にもチラシを置き広く呼びかけたため、ラヴニール宿泊の他のお客さんや美瑛町在住の方、計18人にご参加いただきました。