各地の北海道遺産

開拓使時代の洋風建築
(時計台、豊平館、清華亭など)


札幌市

札幌のまちに溶け込む
開拓使の息吹

札幌市時計台や豊平館は、北海道開拓の初政をになった開拓使の事績を伝え、文明開化の先端をいった北海道の気風をよく表している。時計台は札幌のシンボルであり、近年は2階ホールが音楽会などの場として親しまれている。明治初期の洋風建築は和洋折衷型も含め、工業局庁舎、清華亭、永山邸、札幌農学校の農場建築などが遺されている。

見学スポット

  • 時計台(旧札幌農学校演武場)

    所在地
    札幌市中央区北1条西2丁目
    ガイド
    あり(無料・別途観覧料が必要)
    イベント
    時計台まつり(NPO法人さっぽろ時計台の会主催):札幌時計台の2階ホールを活用し、コンサート、絵画展等の記念行事を開催
    お問合せ
    TEL 011-231-0838
    ホームページ
    http://sapporoshi-tokeidai.jp/
  • 豊平館

    所在地
    札幌市中央区中島公園1
    ガイド
    あり(無料)
    ※新型コロナウイルスの影響により現在は休止しています。詳しくは下記ホームページをご確認ください。
    お問合せ
    TEL 011-211-1951
    ホームページ
    http://www.s-hoheikan.jp/

担い手からの地域情報や
おすすめポイント!

◆豊平館
歴史ある豊平館は、見学施設だけでなく、日中や夜間、館内の部屋を使用することができます。 コンサート・発表会、会議やサークル活動など、利用形態に合せて、部屋を使ってみませんか? (有料:料金や利用方法については、問い合わせ下さい)
◆札幌市時計台
時計台の時計は重りを動力と動く仕組みになっており、鐘を打つ装置も時計と連動し機械的に作動し、電池や電気を必要としない時計機械となっています。 1881年8月12日に稼働してから、現在まで主要な部品を交換することなく動き続けている日本最古の時打重錘式振子時計で、 2009年には現在も稼動している日本最古の塔時計として、日本機械学会より機械遺産第32号に認定されてました。 また、建物は1878年にクラーク博士の構想により札幌農学校の演武場として建設され、生徒の兵式訓練や心身鍛錬の場であるとともに、 入学式、卒業式、演説会など農学校の中央講堂として使用されていました。1970年に重要文化財に指定され、2004年には「開拓使時代の洋風建築」として北海道遺産に選定されています。

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