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お知らせ

北海道遺産第4回選定の決定、および既存遺産の名称変更について

2022年10月13日(木)

北海道遺産20周年を契機として、2021年から募集・審査を行っておりました、北海道遺産第4回選定の新しい遺産が決定いたしました。
この度の選定も、多岐にわたる魅力的な地域遺産の申請をいただき、その中から、厳正なる審査の結果、6件の地域遺産を北海道遺産第4回選定分として選定させていただきました。
今後、地域住民の方々をはじめとする北海道民の宝物として親しまれていくことを願うとともに、他の北海道遺産の担い手の皆さんや協議会とのネットワークを活用していただき、地域の宝物を守り、活用し、継承していく活動が益々発展されることを期待します。

また、第1回選定、第2回選定でそれぞれ選定され、併せてひとつの名称として公表していた江差町の遺産について、この度、2つの遺産として個々に登録することとなりましたので合わせて発表いたします。
新しい「北海道遺産の分布図(74件)」はこちら→http://www.hokkaidoisan.org/heritage.html

■北海道遺産第4回選定
・募集期間: 2021年10月13日~2022年2月28日
・申請件数: 31件
・新遺産件数: 6件
 ※第4回選定の目的・主旨等の詳細は下記ページをご覧ください。
 http://www.hokkaidoisan.org/heritage_4th-selection.html

<新遺産>
・しもかわの循環型森林文化(下川町)~森は光り輝く
・北海道米のルーツ「赤毛米」(北広島市)~人々の想いが育んだ地域の誇り
・今金・美利河の金山遺跡(今金町)~後志利別(しりべしとしべつ)川上流域の砂金採掘跡
・仙台藩白老元陣屋(白老町)~幕末と明治維新を生きた北の防人
・十勝三股の樹海(上士幌町)~カルデラが生んだ生物多様性
・下の句かるた(北海道各地)~木札、下の句にみる遊びの文化
※詳しい概要を掲載する「各地の北海道遺産」のページは、順次公開します。facebook等で掲載情報を発信いたします。
※新遺産の概要は、当ページ下部の「pdfをダウンロード」より資料をご覧ください。


■江差町の既存遺産の名称変更
第1回選定で「姥神大神宮渡御祭」、第2回選定で「江差追分」がそれぞれ選定されましたが、地域的な纏まりがあることから併せてひとつの名称として、第2回選定時に名称の決定・公表を行っていました。この度、江差町から名称分離の要望を受け、地域の担い手の思い入れと主体性を重視し、人と遺産とのつながりを発展させる活動の継続を期待して、名称を変更し2つの遺産として改めて登録することとしました。

<変更後の遺産の名称>
・姥神大神宮渡御祭~江差の歴史を伝える絢爛豪華な祭り
・江差追分~心沸き立つ、魂の唄
※概要は、当ページ下部の「pdfをダウンロード」より資料をご覧ください(新遺産の概要資料に合わせて記載)。