各地の北海道遺産

小樽みなとと防波堤


小樽市

商都・小樽を支え続ける
明治・大正の大事業

「港湾工学の父」廣井勇により建設された北防波堤は、セイロン(現スリランカ)のコロンボ港防波堤を参考にし、独特の傾斜ブロック工法を採用した日本初の外洋防波堤。ケーソン工法を取り入れた島防波堤とともに、今も現役で機能している。防波堤に守られた小樽のみなとは北海道移住の玄関口となり、また物流拠点、貿易港として、商都・小樽の繁栄を支えている。

見学スポット

  • 小樽港湾事務所 みなとの資料コーナー

    みなとの資料コーナーでは、明治30年から明治41年にかけて整備され、 建設後113年経った現在も現役で稼働している北防波堤(平成12年に土木学会選奨の土木遺産に指定)の紹介とともに、 北防波堤の計画から施工に従事した当事務所の初代所長である広井勇の功績、 また、3代目所長である伊藤長右衛門によって考案された斜路式ケーソンヤード(平成21に土木学会選奨の土木遺産に指定)の模型など、 港湾に関する理解を深め、港湾に親しみを持っていただくため、小樽港の歴史を証する資料を多数展示し公開しています。

    所在地
    小樽市築港2番2号
    お問合せ
    0134-22-6131
    ホームページ
    http://www.hkd.mlit.go.jp/ot/tikkou/vu2tjq0000001lau.html
  • 小樽観光振興公社

    小樽観光振興公社では、4月~10月の間(土、日、祝日のみ)小樽港内遊覧屋形船を運行し、ガイドの案内とともに海上からの「みなとと防波堤」を見学することができます。

    所在地
    小樽市港町4-2
    お問合せ
    0134-29-3131
    ホームページ
    小樽海上観光船 https://otaru-kankousen.jp/kaiyo/

担い手からの地域情報や
おすすめポイント!

◆小樽市
100年ほど前に当時の最新技術を用いて築かれた防波堤があり、特に北防波堤は、スローピングブロックシステム(方塊傾斜積工法)により築かれ、 約70度の傾斜でブロックを積むことでブロック相互に支持力を発生させ、水平積みの場合と比較して堤体への安定向上を図り、波力による崩壊、脱落等のリスクを軽減しています。

助成事業

  • ウェルカム・ガーデン(新日本海フェリーターミナル横)

    H29年度 伊藤園「お茶で北海道を美しく」キャンペーンによる助成活動

  • ウェルカム・ガーデン

    H27年度 伊藤園「お茶で北海道を美しく」キャンペーンによる助成活動

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