• 北海道遺産・食で伝えるプロジェクト

北海道遺産・食で伝えるプロジェクト

コンセプト

北海道遺産には、「ジンギスカン」のように《食》そのものが遺産、「留萌のニシン街道」のように《食》が含まれているもの、「北海幹線用水路」のように遺産が持つ物語が自慢の《食》を生み出しているものなど、《食》で語れるものが沢山あります。
また、2020 年に北海道庁が定めた食のブランド力向上のキャッチコピー「食絶景北海道」は、素晴らしい食の裏側には様々な「絶景」~豊かな大地や生産者のご苦労などの物語があることをイメージしています。
北海道遺産20周年を記念し、2021年10月から、《食》をテーマに北海道遺産の物語や絶景を順次お伝えしています。

記事一覧

  • 空知のお米と「北海幹線用水路」

    新米の炊き立てご飯から立ち上る湯気、田んぼには、黄金色に広がる稲穂と生産者の汗と笑顔。まさにそれは「食絶景」。 北海道米は、長年にわたる研究と農家の皆さんの丁寧な米づくりへの努力によって、味も、そのブランド力もぐんぐん上がっています。

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  • 軽石干しと「しかべ間歇泉」

    噴火湾に面し、前浜でとれる魚がすこぶる美味しい鹿部町。駒ヶ岳のふもとにあり、約10分毎に15m以上の高さにまで豪快に噴き上げる「しかべ間歇泉」が北海道遺産に選定されています。 道の駅しかべ間歇泉公園は、足湯を楽しみながら噴き上げを待ち、また、ショップや浜の母さん食堂ではたらこなど鹿部町の海の幸を堪能できる人気のスポットです。

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  • 「サケの文化」

    イクラ、筋子、石狩鍋、三平汁、チャンチャン焼き、お寿司や焼き魚、ムニエル、フライ、おにぎりの具、鮭茶漬け、めふん(背わたの塩辛)、ルイベ、飯寿司、氷頭なます、鮭トバなど、お馴染みの食べ方からちょっとツウなものまで、私達は「サケ」のあらゆる部位を、実に様々な形で楽しんでいます。

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  • 北海シマエビと「野付半島と打瀬舟」

    真っ赤に茹で上がった「北海シマエビ」。濃厚な味と鮮やかな色合いが人気でハレの日のお膳に添えられることも多い、北海道のごちそうの一つです。 オホーツク海に面した別海町・標茶町にまたがる野付半島は、エビの形をした日本最大級の砂嘴。 半島の内湾(尾岱沼)で行われる「打瀬舟漁」は、北海シマエビを丁寧に捕るための明治時代から続く伝統的な漁法です。

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  • とかちマッシュと「北海道の馬文化(ばんえい競馬)」

    ぐつぐつと沸騰しているオイルの中には、エビやブロッコリーと一緒に存在感のあるマッシュルーム。「とかちマッシュ」です。 パスタやスープなどにも登場するちょっとオシャレなこの食材は、この地ならではの特別な環境が結びついて誕生した十勝のブランドです。

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  • 十勝ラクレット モールウォッシュ×「モール温泉」

    アツアツのチーズが、色とりどりの十勝の野菜やパン、ローストビーフの上にとろ~りとかけられた瞬間、大きな歓声と笑顔が食卓にはじけます。 最大の立役者は「十勝ラクレット モールウォッシュ」。 十勝の有志とチーズ工房の皆さんにより2015年に誕生したトコトン十勝産にこだわった逸品です。

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  • ガタタンとがんがん鍋×「空知の炭鉱関連施設と生活文化」

    かつて、日本のエネルギー政策の中心にあった「空知の石炭産業」。 炭鉱マンたちは事故の危険と隣り合わせでいながら誇りをもって働き、炭鉱街の長屋に住むその家族たちは、強い絆で結ばれながら、賑やかな生活を送っていました。 その歴史や生活は、北海道にとって大切な記憶であり、伝えたい物語です。

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  • 美唄焼き鳥と北の錦×「空知の炭鉱関連施設と生活文化」

    1960年代には国内最大の産炭地として栄えた空知地域。全国からやってきた炭鉱マン達で賑わい、活気に満ちあふれていました。 日本の近代化を支えた石炭産業の現場で、人々を笑顔にさせたのは、栄養満点の美味しい料理とお酒でした。

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  • ニシン料理と「留萌のニシン街道」

    春告魚とよばれるニシン。明治から大正、昭和初期にかけてニシン漁は、北海道の日本海側を中心に巨大な富をもたらしました。 春が近づくと沿岸に大量に押し寄せて一斉に産卵。海は一面、乳白色になるその様子を「群来(くき)」といいます。

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  • 海明けの毛ガニと「流氷とガリンコ号」

    冬は流氷で覆いつくされるオホーツクの海。かつて流氷は厄介者。 漁に出ることができない上、寒く閉ざされたイメージがありましたが、1987年、紋別市で誕生した流氷砕氷船「ガリンコ号」が、真っ白い海に果敢に挑んでから、オホーツクの流氷観光は、世界じゅうの方々にとって一度は体験したい憧れのものとなりました。

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  • 「ジンギスカン」

    私たち道民が大好きな「ジンギスカン」。2004年に北海道遺産に選ばれたものの、ジンギスカンにはナゾだらけ。 大正時代に、軍服用の羊毛自給に向けた「綿羊百万頭計画」により、滝川や札幌の月寒に種羊場が設置され、食用への活用も研究されましたが、ジンギスカンとしての普及は戦後と言われています。

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  • 「螺湾(らわん)ぶき」

    日本一大きな面積のマチ・足寄町に育つ、日本一大きなフキ「ラワンぶき」。螺湾(らわん)地区でのみ生育するこのフキは、背丈が2~3m、茎の直径は10cmになることも。

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